裕「なぁ」
龍「なんでしょうか」
裕「神無の事をどう思う?」
龍「好きだと思います」
裕「そんなんじゃ分からねぇよ!もっと具体的に!!」
龍「じゃあ…何かに驚いた時に、可愛い声を上げながら俺の方に飛び付いてくるところが可愛い」
裕「うん…確かにな!あれは可愛いよな!!」
龍「あと、寝顔」
裕「寝顔ォ!?てめっ、なんであの天使のような愛らしさを知って……」
龍「学校の授業で睡魔に負けて、頬杖ついて寝ちゃった時……」
裕「あ、あぁ。そういう事か」
龍「あれは……不覚にもキャラと校則をかなぐり捨てて写メを撮りそうになりました」
裕「そうだよな!あれはもう、世界崩壊レベルだよなッ!」
龍「不気味にニヤけそうになって、慌てて口元を押さえましたよ」
裕「分かる、それ!あと他には?何かあるか!?」
龍「あとは、そうですね……
キスをした直後、焦点の合ってない潤んだ瞳でこちらを見つめつつも『物足りない』って表情をしてるのを見た時、ですかね」
裕「…んなッ……!」
龍「あの照れた表情がなんとも…って裕也さん、見た事あります?あれこそ世界崩壊レベルですね。個人的には」
裕「……ち、
畜生ォォオオオオオ!(ダッ)」
龍「(あ、逃げた)」