「でも…。いいの?ここまで来ると、みんなの命に関わるよ」

「そういうときは、真帆さんが守ってくれるでしょ?」

結局私かよ!?

でも、正直みんなの協力がなきゃ事は進まない。ここは、みんなに甘えよう…。

「で、琥太郎はどうすんだよ」

「えっ、僕?僕は自分に化けたやつがどんな面してるか見てみたいからね。少なくとも、この事件には協力するよ」

えっへん、と胸を叩く琥太郎。

正直、頼もしくもなんともない。

「ま、まぁここは一旦終了!ドッペルゲンガーについては、放課後話し合いましょう!」

凛が秘密会議終了宣言をし、みんな教室にもどる。

そして、屋上には翔馬と私だけが残った。