「なんかあったんだろ?言え」

め、命令口調…。

「真帆さん?言いなさい」

「真帆ちゃ~ん?嘘ついちゃ駄目だよ?」

…はぁ。もう、事情を話して納得してもらうしかない…。

「分かった。いまから言うことは、国家機密級の情報だから、誰にも言わないでね」

「「「こ…こっかひみつ…」」」

「そっ、国家機密級。一回しか言わないから、よーく聞いててね?」

そして、私はみんなに全てを話した。