「ちょっと、真帆さん!どうしたんですの?」

「ああ、仕事が長引いて…」

…顔引きつってないかな…。

「もう!それより、“ドッペルゲンガー”を早く捕まえませんと。今日も秘密会議ですわよね?」

「あっうん…」

この事件からは、手をひいてもらう。

…これ以上、みんなを巻き込むわけにはいかない…。

そして、あっという間に昼休み。

いつもの4人は、屋上に集まっていた。

「で、どうやってドッペルゲンガーを捕まえますの?」

「ねぇ、みんな………」

言わなきゃ…。

「もうやめない?」