「銀ノ蝶って………知ってるか?」









キターーーーーーー!!!

これはとことん追求しなきゃ!!

「知ってるよ?」

「あのお方って言うのは…銀ノ蝶のボスだ」

と言う事は、鈴澤 総司か…。

「…………もういいか?「もう1つ、今、椿野学園で好き勝手してる能力者について、何か知ってる?」………まぁな」

キタキタキターー!!

一気に攻めるぞーーーー!

「そいつについてく・わ・し・く教えて?」

「………あいつの名前は柊 史哉(ひいらぎ ふみや)。自分の肉体を自由に操ることができる能力者だ。腕を鋼鉄並みに硬くしたり、こんにゃくみたいに柔らかくすることだって出来る。声を聞くと真似することも出来るしな」

え~ちょっと便利過ぎでしょ~!

「階級は?」

「さぁな、見た感じS級能力者って言われても違和感なかったぜ。」

「え?S級能力者にそんな人いたっけ??」

「いや、…………あれのせいだ」

あれって、もしかして……………。

「強制的に能力者になれる薬?」

そう聞くと、水城は顔をしかめた。

………………ビンゴだな。