すると、男は

「さっきも言ったけど、俺の女。 とにかく、こいつと付き合い始めたからもう俺の前にあらわれないでくれる?」

「なんなの。 ホントに意味わかんないよ。こんな女のどこが良いの?」

そんなことを言いながら、その女の人は泣きながら去って行った。

はぁ。

こんな短時間なのに、かなりストレスが溜まったんですけど・・・。

「あの・・・あなたは誰ですか?」

私が言うと、急に男の人が笑いだした。


「ホントに分からないのですね。 美月さん。」