麗奈「翔馬くん!!諦めないで!!」




私は無意識に叫んでいた。




すると翔馬は我に返り、




残り一秒でシュートを決めた。




ピー!!




ホイッスルが鳴り、




試合が終了した。



岩手は剛先輩の胴上げを始めた。




翔馬くんはその場に立ち尽くしている。




私はそんな翔馬くんの所に走りより、




抱きつく。




麗奈「翔馬くんおめでとう!!」




私は知らず知らずのうちに涙を流していた。