しばらく沈黙が流れた。




麗奈「…あの、告白の返事なんですけど」




俊也「…俺、振られるんだろ?」




麗奈「えっ」




俊也「私は翔馬くんしか見えてないって言うんだろ?」




麗奈「…ごめんなさい」




俊也「わかってた。返事がどんなのが来るかなんて。だけど少しだけ期待してみたかったんだ」




麗奈「………」




私の頬を涙がつたう。




ごめんなさい…




俊也先輩ごめんなさい。




俊也「苦しんでるのもわかってた。俺のせいで。だから話せなかった」