その夜三条くんと繭ちゃんのことを考えていたら寝れなくなっちゃった...

まだ眠い頭を叩き起こして
目をこすった。


学校に行く用意をしてトーストを食べながら家を出た


そしたら三条くんたちが昨日の待ち合わせ場所で待っていた
夢でも見てるのかな...

ほっぺをつねってみたら痛かった。
現実だ!

そんなことを考えていると。
「おはよ。天川」
「おはよ、暖心ちゃん」

なんか目尻が熱くなってきた。

「っく...あ...りがと」
そしたら繭ちゃんがやさしくにこって笑った。
「昨日のこと気にしてるんでしょ?」
わかってたんだ...
「う、うん」

「あたしも笑都もそんなに弱くないから大丈夫だよ?暖心ちゃんは優しいね。」
「ごめんね...」

「なんで暖心ちゃんが謝るの?暖心ちゃんは気使いすぎだから。もっとあたしたちのこと信じて?絶対暖心ちゃんのこと裏切ったりしないから」

そーいって繭ちゃんは私に抱きついた。
私も繭ちゃんに抱きついた。

繭ちゃんも三条くんも優しすぎたよ...
ホントにありがとう。
大好きだよ...