すこしの間無言の時間が続いた。 俺の驚いた顔を見て彼女は不思議そうに首をかしげて見つめてきた。不覚にもかわいいと思ったが忘れないでほしい。彼女は今草を食べている 食に困っているのか、その草はかなりおいしいのか、彼女は宇宙人なのか、宇宙人って草を食べるのか? と頭の中で自分なりの答えを探していたら 「あ、一人だけ食べてちゃダメですね!どうぞ!」 と食べていた草を引きちぎり俺に渡してきた