特に勉強しないで時間がたつのを待った
キーンコーンカーンコーン
始まりのチャイムが鳴った
算数は得意分野だったから、国語よりは早く解き終えた
机に突っ伏していると、いつの間にか寝ていたらしく
終わりのチャイムで起きた
「お疲れ様でした」
先生はそう言って教室から出て行った
「麻遊どうだった?」
麻衣にそう訊かれた
「んー…わかんない。けど、一応全部埋められたよ」
麻衣は?と聞き返すと「あたしもそんな感じ」と言われた
次は面接だ
面接を受ける教室に通され、「おかけください」と言われたので
「はい、失礼します」と言って座った
そこで、受けた理由とか将来何になりたいかとかいろんな事を訊かれた
練習したとおりにゆっくり、はっきりと答え面接は終了した