「じゃあ、行きましょうか!」




「うん」





玄関で靴を履いているとパパたちが見送りに来てくれた





「麻遊頑張れよ」



「しっかりね!」



「落ち着いてやれ」




パパ、唯、暁兄が一言ずつ言ってくれた




「ありがとう!行ってきます」




満面の笑みで笑って家を出た










学校は家から遠くはない




歩いて10分程度だ





「麻遊…がんばってね」




教室に入る前ママに言われてお守りを渡された





保護者は別室で待機らしい