あれからというもの………
一日はあっという間に過ぎ、もう明日が入試の日だ
緊張して寝れない……
朝早いからもう寝ようとしたのに…
～♪～♪
着信音が鳴り、ディスプレイを見ると
【五十嵐遥翔】の文字
「…もしもし」
『寝てた？』
「ううん、どうしたの？」
はじめ、なんか緊張してたのに遥翔の声を聞いたらほぐれた気がした
『明日、頑張れって言いたくってさ……
それと…、おまえの声が聞きたかったから』
「え…？………///」
急に滅多に言わないことを言うもんだから照れる
『……おまえが照れるなよ』
「だって…!遥翔がいきなり言うから!」
『あ？いいだろ…別にさ
本当のことだしな』
「もう…!//バカ…」
『バカで結構
…ま、がんばれ
応援してっから』
「うん…!
ありがとう遥翔」
『ん、じゃあな』
「ばいばい」
電話を切った後、携帯を握りしめ「ありがとう」と呟いた
目を瞑るとすぐ眠りに落ちた
