時間がたつのは本当にあっという間だった 「麻遊、いこ!」 麻衣はもうウキウキ状態だった 「んー」 「五十嵐くん、麻遊を借りるわね」 「…どうぞー」 「なーに、そんな不機嫌なんだよ。遥翔」 「別に……」 「しょうがねぇから今日は俺が相手してやんよ」 「は?や、遠慮しとくわ」 「なんでだよー!!」 「うるせぇ」 ギャーギャー言ってる男子どもを置いてあたしたちは帰った