「ねぇ…早由利。
あんたさー、本当にいい加減にしたら?
あたしの事は何言ってもいいけどさ…
麻衣とママの事を言うのは許さない
それに、あんたに麻衣とママの事を言う権利はないんじゃないの?」


あたしが言い終わると続けて麻衣も言い始めた



「悪かったわね、転入してきたばっかなのに調子に乗って
けどね……あたしは麻遊が傷つけられるの見てらんないの!!
麻遊は…初めて大事だと思える友達なの!!あんたに…この気持ちわかる!?
心から大事だって言える友達、あんたにいる!!?」


麻衣はそう言ってあたしの手をぎゅーって握った



それにあたしは応えるように手を握り返した