中休みが終わり、四時間目の準備をしている時だった




「麻遊~ちょぉっと来てくれなぁい?」



またしてもあの声が聞こえてきた




あたしはバレないように溜め息をついて里奈の所に行った





「顔貸しな」



ボソッとあたしにしか聞こえない声で言った




どうやらお怒りらしい



まぁ、何となくわかってる





何を言われるかくらい…。