雲がいつ見えるのか…
この大空を見ているといつもそう思う

窓の外には大会の近い運動部と
運動部でもないのにずっと走る彼女がいた。

彼女はまだ私が見ていることに気付いていない
マアそこが可愛いのだけどww

「おーい!嬉花、きーかっ」

彼女はやっと気付いたのか、私の名前を連呼した

「美葉っ終わりそう?」

私は美葉こと高橋美葉に向かって叫ぶ

「ん~…」
と何とも歯切れの悪い声をだした後に
「まだかな…」
私は軽く笑ってから

「いいよ、いつまででも待ったゲル」
と言う。