始まってみると、緊張は無くなっていき、早くしてほしいな何て身勝手に思っていた。
長々しい話に少しうんざりしながら終わるのを待った。
話の途中に言われたのは、“最後の入学生”この事実。
この学校は私達が卒業すると同時に無くなってしまうのだ。
校舎は引き継がれるだけど、学校自体としては全くもって変わってしまうのだと聞いていた。
私達にとって辛く厳しいことだ。
この学年で終わりなんだと。
誰もが実感させられていた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…