俺は、制服を着ず私服かジャージだ。

だって、黒とか白とかで縛られんの嫌だろ。

あんな喧嘩に参加するなんてそれこそ面倒だ。



そして俺は金谷にいつもの言っている言葉を伝える。

「卒業するまで、ずっと制服は着ない」


ま、この学校が変わったら…一つになったら、着てやってもいいけど。



「無いだろうけどな」


空気中に吐き出した言葉は消えていった。