「陽翔―!!!おはよ!!!ごめんね―!!!すぐ行くから!!!」


あたしは窓から陽翔に叫んだ。


もちろん陽翔からは
返事は返ってこない。

昔からこんな感じだから
もう慣れっこ☆
陽翔は怒ってるとかじゃないの
朝が苦手なだけ!!
朝以外は普通に話してくれる(笑)


そういえば
陽翔の怒ってるとこ
見たことないな…


そんな事を考えながら
急いで階段を駆け下り
外に飛び出した。


「ごめんね陽翔!!!!おはよ☆」


『…おはよ』

無口な陽翔だけど
毎朝必ずおはよって
言ってくれる。

それだけであたしは
朝から幸せな気持ちになれるんだよね☆

単純?(笑)