すべてを受け入れ、 俺が龍神会と決着をつけて無事に戻るのを待っている。 「若、この上にはもう誰もいません」 「そうか」 「龍神会の代紋を部屋から抜きました。始末します」 「任せる」 「幹部名簿の他にも襲名に使う三種の神器がありましたので」 「わかった」 次々と周りが動いていく。 ―――龍神会制圧はもうすぐだ