─4月。
「りり~!早くしないと遅刻するわよ~!」
『あとちょっとだからーっ!』
ナチュラルメイクに
ゆるふわ巻き髪。
─よし、完ぺき☆
『行ってきまーす!』
あたし、二宮りり。
今日から中学3年生、いわゆるラストJCってヤツ!
彼氏もいる。友達もたくさんいる。
毎日がリア充。
でも何か物足りない─。
そんな日が続いてた。
先生と出会うまでは。
「りり~おっはよー!ウチら同じクラスだよ!」
この子は唯一親友と呼べる友達の一人、萩原美緒。
ロングのポニーテールがよく似合う元気っ子。
「も~美緒ってば!置いてかないでよー」
この子は中山悠花(はるか)。もう一人の親友。
「りり~!早くしないと遅刻するわよ~!」
『あとちょっとだからーっ!』
ナチュラルメイクに
ゆるふわ巻き髪。
─よし、完ぺき☆
『行ってきまーす!』
あたし、二宮りり。
今日から中学3年生、いわゆるラストJCってヤツ!
彼氏もいる。友達もたくさんいる。
毎日がリア充。
でも何か物足りない─。
そんな日が続いてた。
先生と出会うまでは。
「りり~おっはよー!ウチら同じクラスだよ!」
この子は唯一親友と呼べる友達の一人、萩原美緒。
ロングのポニーテールがよく似合う元気っ子。
「も~美緒ってば!置いてかないでよー」
この子は中山悠花(はるか)。もう一人の親友。