「ありがとう」
蓬田は首を横に振ってじゃあと言って家を出て行った。
手紙と言ってもメモ帳を2回折ってたたんだだけの紙だった。
俺は部屋に戻った。
「お兄ちゃん、今の人誰?」
階段のところで待ち伏せしていたように朝陽が聞いてきた。
「友達だよ」
朝陽はふうんとだけ言って俺の背中を見送った。
部屋に入って手紙を開けた。
それは丁寧に書かれた可愛らしい字で書いてあった。
楓谷の字は初めて見た。
『神守君へ。今日は何かあったのかな。最近、先生方の間で変な噂を聞きます。神守君の噂です。きっと何かの間違いだと思うけど、誤解されてるみたい・・・。気をつけて。楓谷』
そうか、今日は楓谷の迎え行かなかったもんな。
こんな顔じゃさすがに・・・。
・・・噂?
俺の噂って・・・。
誤解されるようなこと?
楓谷のことかな・・。
俺が楓谷と付き合ってるとかいうのか。
これを楓谷も知ってるのか。
蓬田は首を横に振ってじゃあと言って家を出て行った。
手紙と言ってもメモ帳を2回折ってたたんだだけの紙だった。
俺は部屋に戻った。
「お兄ちゃん、今の人誰?」
階段のところで待ち伏せしていたように朝陽が聞いてきた。
「友達だよ」
朝陽はふうんとだけ言って俺の背中を見送った。
部屋に入って手紙を開けた。
それは丁寧に書かれた可愛らしい字で書いてあった。
楓谷の字は初めて見た。
『神守君へ。今日は何かあったのかな。最近、先生方の間で変な噂を聞きます。神守君の噂です。きっと何かの間違いだと思うけど、誤解されてるみたい・・・。気をつけて。楓谷』
そうか、今日は楓谷の迎え行かなかったもんな。
こんな顔じゃさすがに・・・。
・・・噂?
俺の噂って・・・。
誤解されるようなこと?
楓谷のことかな・・。
俺が楓谷と付き合ってるとかいうのか。
これを楓谷も知ってるのか。