目が覚めたときは日が暮れていた。



「譲大丈夫か?」


心配そうに俺を見る昌が目に映る。



「おう。
 ただ頭痛が…って訳でもないか。
気ぃ失ったわけだしな。」


「それはなんか…
 先生の言い方難しくてよくわかんないけど簡単に言えば寝てる状態と変わらなかったらしい。
 まぁとにかく大丈夫ってことだ。」


よかった…。


何かあって入院長引くとかじゃなくて。