教室に戻ると、もう沢山のクラスメイトが来ていた。 「?」 私の席の隣に、見知らぬ男の子が友達と話していた。 「あれは、誰ですか?」 「じゅ……っ、純遊!!!」 純遊……訊いた事の無い名前…。 萌子さんが、走ってその男の処へ向かった。 私もその背中を追いかけた。 「久しぶり!!今まで何してたのよ!!」 萌子さんがそう言うと、男の子はこちらを睨んで…… 「カンケーねーだろ。バーカ」