好き……萌斗君は男の子…男の子の事を……



―――好き……?



「瑠璃!!」

「は、はい?何でしょう?」

「ツレション!萌斗、待ってなさい」



萌子さんに無理やり手を引っ張られて、私たちはトイレの中。



「萌斗の事、好き?」

「はい、とても。」

「それは、友達としてだよ?」



友達として?



「ライクよライク!!ラブじゃないの!……だから、あんまり気にしないんだよ?」



萌子さん……



「はい。ありがとうございます」