「純!起きて!バイト遅れちゃう!」
「え?嘘ッ!」
「おにぎり作ったから、それ持ってって!早く着替えていってらっしゃい!」
俺は、制服に着替えて慌てて机の上のにあったおにぎりを持ったら、足元に手紙がヒラヒラと落ちて来た。
それを見てみると……
『純、いつもありがとう。茉咲も協力出来る事は何でもするよ。だから
茉咲と庵、ママと萌子ちゃんも、絶対守ってね。
信じてるから
バイト頑張れ!』
俺は単純だから、これだけで頑張ろうとか思ってしまうんだ。
「いってきます」
今日も、頑張ろう。
皆の笑顔の為に……。