嫌だ嫌だ嫌だいやだイヤダ…っ!!!


私の気持ちと呼応したかのように、
突風が駆け抜ける!

ブランカの黒髪をなびかせる。
引っ張られるのが嫌なようで、
髪の毛の結び目をぎゅっと掴んでいる。

あーはいはい。
私は髪の毛以下ですか。
子孫繁栄のためにガンバッテクダサイ。

どうしたら戻れるの?
ジャンヌ様ぁ…。