着替えを済ませた私は、 シユウを振り切り、 私室から、リビングまで走りこんだ。 「お母様っ、シユウが…。」 「おはよう。レオノーラ。 また、シユウなの~?」 分かってくださいますか? 「相変わらず、仲良しねぇ~。」 えーーー?! 小さく笑う私の母は、少しおかしい。 「ち、違う!!」 「何がだ?」 …お前だよ。