「いらっしゃいませ。」

黒ドレスの美人集団が
私達を迎え入れる。

外装は西洋の城っぽいけど、
部屋は和室と洋室選べるみたい。

「空いてる部屋、どこだ。」

普通もうちょっと言い方が…

「こちらでございます。」

順応しちゃうのね。

通された部屋は洋室。
魔女族は細かな配慮があって、
顔をあまり見られないよう、
浴場を貸切にしてくれた。