風が心地いい。 知らなかった、居住区の裏にこんな 花が咲いてる所があったなんて。 「シユウ、なんで断っちゃったの?」 息を整え、言う。 「お前勝手にしてもいいと言ったろ?」 「言ったけど…!」 「好きじゃないとも言った。」 「そ、それは…。」