「いえせっかくですので私一人で…」
「俺がついているので
安心してください、お母様。」
…いつも思っているのだが、
何故お前は『お母様』と呼ぶ!?
普通女王様、だろ!?
息子か、お前は。
「私、シュウマ・ガレ。
命を懸けて、ノー…レオノーラ様を
お守りいたします。」
「うん、まかした!」
…いや、その親指は何ですか?
気に入ったんですか、そのポーズ。
「私は嫌だあああぁぁぁぁ!!」
悲痛な叫びは城を駆け巡り、
反響し、消えていった……。
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