カーテンの隙間から光が差し込み
外では鳥がチュンチュンと鳴いている
まるであたしを起こしているよう…




まだ眠っていたいのは山々だが
今日は学校だ、しかも始業式。



渋々ベッドから足をおろすと
床がひんやりとして冷たいけれど
我慢して洗面所へ向かいシャワーを浴びる、これが日課の1つ。



シャワーが終わり着替え、準備が終われば
また洗面所へ戻り鏡に映し出される自分の顔を見て
ため息1つ。




親に似るのがあたしにとって一番の苦痛だ、
親が好きなら嬉しい、ってゆう感情があるだろう。
でも反面、嫌いだったら…。





「…っ…。」
嫌なことを思い出すからやめておこう。


とにかく時間は過ぎるもの
絶対遅刻はしたくない。