そんなこと考えていたら
いつのまにか立ち止まっていた私たち。

「光君……?」

「ヤバい。行き止まりだ……」

「え!?」

「無我夢中で走ってたら
行き止まりの場所に来てしまった」

「嘘……」

「空気読める人間で良かったぞ」

笑い声がすると思ったら巫女が
ついてきていた。

もう駄目だ………。