「さっきからゴチャゴチャしよって!」

巫女が睨みつける。
そして、扇を取り出した。

スーシー先生を殺すときに使っていた扇だ…。


「貴方が私を殺せるわけない!」

私はつい叫んでしまった。

「何だと……!?」

巫女は扇を私に向けた。

「蒼井……!」

光君が私の手を引いた。

扇が弓矢に変わった。