「なにこれ!?」

私が叫ぶ。
光君が一歩前に進む。

「ハハハ…ドウダ、“狐ノ詩”ハ」

巫女が現れた。

「“生贄ノ詩”じゃないの!?」

「馬鹿ナ奴ニハ、分カランジャロウ?」

巫女が奇妙に笑う。

「オ前ラナゾ簡単ニ消シテヤロウ!」