「ねぇ、光君!」

「何だよ蒼井…。」

「もう一度、あの神社で、あの巫女に会いに行こう?」

「はぁ!?」

光君が、急に立ち上がる。
そして、その場で軽く足踏みをする。

「あのなぁ!あんな幻覚を、まだ信じてるのか!?
もう諦めろ。確かに、スーシー先生は死んだよ?
でも、巫女に殺されたというのは、
俺等の見ていた夢かもしれない。
本当は事故死だったりするんだよ!」