「じゃあ…!」

私が言おうとしたとき、
急に神社の裏の方が青白く光った。

「ねぇ…!」

「あぁ…。行ってみよう。」

私たちは神社の裏の方へ走った。
そこには、割れた奇妙な狐のお面が散乱していた。

そして、そのど真ん中に巫女らしき人が立っていた。

奇妙な笑みを浮かべたあと、私たちに気づいた。