連れていかれた先は…
水色と黄色が目立つ、麻里奈ちゃんの店。

「陽もここに来ようとしたの?」

「あぁ、麻里奈に会うの忘れてたから…」

まだ会ってないの!?

あたしたちは店のドアを開けた。

カラン♪
ドアに鈴のようなものが付けられていた。

「葵!あっ、陽!?」

「ども。久しぶりっす」

麻里奈ちゃんは、可愛いアイス屋の制服を、身にまとっていた。

「あら、またあれ食べに来たの?」

「久しぶりにね」

あたしは陽が座ったカウンターにの隣に座った。