…1年の1学期は行って、あとはずっと休んでたから…。

「2年くらい休んでた」

あたしも気づかなかった。
ずっとこんな状態で、生活もままならなくて。
生きているのかもわからなかった時期だってある。

それくらいあたしは荒れて、変わってしまっていた。

もし陽が生きてて、こんなあたしを見たら…嫌われるだろうな。

それでもいいや。
陽が生きてるなら、ただそれだけで。

「葵、美海…葵の高校に通うから」

「え…今行ってる高校はどうするの…?」

「退学するよ」