ある日、陽のお母さんから連絡があった。

『陽は…もうこの世にはいない』

嘘だと信じたかった。
陽が…いなくなるなんて、ありえないもん。

あたしの前から消えるなんて、絶対にありえない…。

陽は生きるって言ったのに…死なないって、あたしと生きるって、言ったよ。
なのに…なんでなの…?

なんで陽は…いなくなったの…?
ねぇ…なんでよ…。

陽がいなくなった知らせを聞いてからのあたしは、荒れてしまった…。