てことで遊園地到着。

「わぁ~遊園地だぁ!!!」

 遊園地なら、電車で10分くらいのところにあるからすぐに来ることができた。

 それにしても、はしゃぎすぎ……

「見て見て、ジェットコースターあるよ!」

「あ、うん。そうだな。」

 そりゃあ、遊園地だから。

「遊園地初めてきたかも!前から来たかったんだけどさ…………お母さんとお父さん仕事で忙しいから、なかなかこれなかったんだよね…。」

 そう言うと、一瞬だけ結奈の顔が暗くなった。

 だけど、すぐに明るく話し出したので、きっと強がってるんだと思う。

 ほんとは寂しいんだろうな……。

 俺も親が忙しいから遊園地あんまり来たことないし。

 別に寂しいとかじゃないけど、たまには家族でどっかに出掛けたりしたいよな。

「…………来たくなったらまた言えよ。俺が連れてきてやるから。」

 俺はいつでも結奈のそばにいてやる。

 そう思うと、勝手にそんなことを言っていた。

「……まぁ…俺とでいいならだけど…///」

 俺と行ったとしても、楽しくなかったらダメだからな。

 結奈が嫌なら俺は行けねぇから、誰かに頼むしかねぇな……男には頼めねぇ

「……ありがと…………また…連れてきてね」

 …っ………!!!!////

 それ…………反則だろ……………//////