「………竜也……なに落ち込んでんだ？」

　あ？

　突然声をかけられたので、びっくりしつつも頭を上げると、そこには圭人がいた。

「なんだ…圭人か。」

「なんだとはなんだよ。………で？」

　は？

　で？って？

　逆にこっちが、で？だよな。

「だからぁ何落ち込んでんだよ。」

　…………なんでって……

「作者のせい。」←えっ？！(ﾟДﾟ;)

「はぁ？作者？」

「そう。作者のせいだ。」←えっ？えっ？なにかしたっけ？

「作者ぁ……竜也に何言ったんだよ。」←えええ？！な、何も言ってないよ！しいて言うなら「結奈泣かした。」としか言ってないって！

「………竜也、どんな話してたんだ？」

「…………元をたどればおまえ等のせいだな。」

　圭人は訳が分からないというような顔をした。

　まっ、普通の反応だよな。

「おまえ等が俺を一人にしてたからだ。」←…竜也…その発言を圭人に言ったら…………

「なになにぃ～？一人だったから寂しかったのぉ～？わぁ～竜也ちゃんかわいぃ～♪」←ほらぁ…………

　……そうだった………忘れてた…。←あぁあ、圭人にさっきの言葉を言ったら絶対勘違いすると思ったよ。竜也、ドンマイ(・・;)……ではっ、私はことへんで！ばいちゃ(*･ω･)ﾉ

　お、おい！

　作者逃げるな！

　元をたどればこいつらだけど、おまえも関係してんだろうがーーーーーー！←………………

　ちっ、作者のやつ……

「竜也寂しかったぁ～？かまってあげようかぁ～？」

　あぁぁぁぁぁ！

　こいつマジでうっぜぇぇぇえ！

　さっさと消えろ！

「竜也～俺がついてるよ！だから寂しくな……「圭人くん。」

　圭人を睨みつけていると、圭人の言葉を遮って高い声が聞こえた。

　結奈だ。

「圭人くん、はっきり言わせてもらうけど、あんまり落ち込まないでね？」

　ん？

　何言うつもりなんだ？

　ていうか、圭人がこのテンション（暴走モード）のときって、何言っても大丈夫だと思うけど………いっつも何言っても笑ってばっかりだし。

「うん、大丈夫だよ～♪」

　うん。

　今もこんなんだから大丈夫だろ。

「じゃあ言わせてもらうけど…………」

　さぁ、何を言うんだ！









「圭人くん今のテンションバカみたいだよ？」