『紫織さん、本気で言ってる?』

「本気、本気。」

『結奈よ?あの結奈よ?あのドジっこよ?』

「竜也が好きな人だもの。それに私も結奈ちゃんのこと好きだもの。」

『……ありがと、結奈は幸せ者ね。』

「あら?そんなこというなら竜也だって、幸せ者よ?大好きな結奈ちゃんに愛されてるんだもの。」

『ふふっ、そうかしら。』

「お互い様よ!それで、婚約させても大丈夫よね?」

『もちろん、結奈でよければよろしくお願いします。』

「ありがと~~~。こちらこそよろしく。」

『って、私たちで勝手に決めて大丈夫かしら?』

「う~ん、それもそうね。……よしっ!竜也に絶対告白させよう!」

『えっ?』

「そうと決まれば作戦をたてないと!さっき告白しろっていったけど、絶対しなさそうだものね!」

『えっ、あっ…ちょっ……し、紫織さん?!』

「作戦考えるために美玲さん!明日うちでパーティーするから結奈ちゃんと来てね?!」

『紫織さんっ!ちょっと!』

「よしっ!結奈ちゃんたちにも言ってこないと!じゃあ明日よろしく!」

『ちょっ……!まっ…!……』

 ガチャッ!

 さぁ!

 竜也と結奈ちゃんに言いに行くわよーーーーーーーー!