「はぁ……。もういいよ……。認めてやるよ!だけど、まだ告らねぇからな///!」

 もうヤケクソ。

「いつかってことは、告白するのね?」

「…す、する……と思う//」

 いつか、だけどな。

「ふふっ。いいわねぇ。結奈ちゃんがうちのお嫁さんにきたら最高~♥夢のようだわ~!あっ、ほんとに夢で終わらさないでね?」

 …………。

 もうほっとこ。

「……そういえば竜也、集合何時なの?」

 はっ!

 慌てて時計を見る。

 ──10時──

「げっ!母さんのせいで遅刻だつの!」

「えぇー、私のせいなの~?」

 当たり前だろ!

 ……寝坊した俺が悪い……。

 そんなことを考えながら家を飛び出した。





 ────その頃結奈は………