「……沙里ーーーーーー!!!!!」


私は叫ぶと、何かが切れてしまったかの様に沙里へと一直線に向かった。
私を掴んでくる光連中を殴り飛ばす。


「てめーらはどうでもいいんだよ!!」

「あんたの相手は私だよ!」


都が、私に絡んでいた女の肩を掴むと後ろから思いっきり殴る。


「早く行けよ!」

「都、任せた」


それから、私は沙里へとまた向かう。
沙里は私を見ると、二ヤッと笑った。


「菜々美ー!こないだのお礼だよ!」

「はあ!?」

「私に絡んできたから、花蓮の奴らをのしてやったんだよ!」

「……」


この騒動は。


私の、所為?


花蓮メンバーがやられたのは私の…?