「ああ~麻美ーーーーーー!!!!」
どでかい声のする方を見ると佐緒里とことがいた。
佐緒里のバイクの後ろにことが乗っている。
「ちょーーまじ麻美いくら携帯連絡しても返ってこないし、家に行ってもいないし!
心配したんだけどーー!
哲さんの番号知らないし!信司に聞けないし!
もーーー」
ああ、そうだ。
携帯病院に置いてったんだ。
「ごめんごめん、なくしちゃって~。
しばらく携帯ないかも」
「ええ?それ、どーやって連絡取るんだよ?」
「ん~あたし、ここか家か学校にいるから会えるんじゃね?」
「なんだよ、それ!」
「麻ちゃん、なんか顔色悪くない?」
急に会話に割り込んだことの、鋭い質問にドキッとする。
…こと、鋭いよ。
女の勘ってヤツか?
「そうか?」
平然とおどけて見せたが、うまく誤魔化せたかはわからない。
「そういえば、最近体調悪いって言ってたよね。
病院行けよ~?」
「はは、平気平気。
大げさだから。二人とも」
佐緒里もよく覚えてんな。
その後、その話題はすぐに切り替えられて。
あたしは皆と仲良く喋ってたんだ。
どでかい声のする方を見ると佐緒里とことがいた。
佐緒里のバイクの後ろにことが乗っている。
「ちょーーまじ麻美いくら携帯連絡しても返ってこないし、家に行ってもいないし!
心配したんだけどーー!
哲さんの番号知らないし!信司に聞けないし!
もーーー」
ああ、そうだ。
携帯病院に置いてったんだ。
「ごめんごめん、なくしちゃって~。
しばらく携帯ないかも」
「ええ?それ、どーやって連絡取るんだよ?」
「ん~あたし、ここか家か学校にいるから会えるんじゃね?」
「なんだよ、それ!」
「麻ちゃん、なんか顔色悪くない?」
急に会話に割り込んだことの、鋭い質問にドキッとする。
…こと、鋭いよ。
女の勘ってヤツか?
「そうか?」
平然とおどけて見せたが、うまく誤魔化せたかはわからない。
「そういえば、最近体調悪いって言ってたよね。
病院行けよ~?」
「はは、平気平気。
大げさだから。二人とも」
佐緒里もよく覚えてんな。
その後、その話題はすぐに切り替えられて。
あたしは皆と仲良く喋ってたんだ。