さすがにオレも、こんなの見ちゃ黙ってられない。


バタバタと、遠藤達に近づいた。


「ア…レ……?宮迫?」


突如現れたオレに、目を見開いて驚く遠藤。


「遠藤、2人で荷物持つぞ」


こうしてオレ等は、おばあちゃんの荷物をうんしょと2人で協力して家まで運んだ。


正直、小2の男女2人には重い荷物だったけど………遠藤は文句一つ言わず、頑張ってた。


こん時……ちょっと見直したんだよな。


「ありがとう2人共。コレお礼よ」


おばあちゃんに渡されたのは、2本の缶ジュース。


オレと遠藤は、素直に受け取った。