「裕也・・・っ!嫌だよ!やだやだやだ!起きてよ裕也っ!ねえ!裕也っ!」
泣き叫ぶ私。
二度と動くはずのない自分の彼氏に抱きついている。

「ごめんね裕也・・・。私が会いたいって言ったばかりに・・・。」

私が大好きだった彼氏は私の誕生日、10月10日に

帰らぬ人となった。





あれから三年。
私の心は止まったまま。

私は裕也を一生愛す。
他のひとはどうでもいい。

「天国で結婚式あげようね、裕也。」
私は言う。
「大好きだよ。」