「アイ、、、」

「ん?」


「お前、たくましすぎだろ」


朝、教室に入ると、目の前には、昨日事故で意識を飛ばしたはずの女が座っていた。


いつも通りの光景が広がりすぎて、なにも言えなくなってしまった。

ま、いいかと、俺はまた、のらくたと暮らした。


ちょっと、もの足りないと思いながら。